はじめて使うInventor |
第8回「図面の各種設定」 |
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はじめに |
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今回は、INVENTORの「図面を実際の仕事で使用していくために、どのような準備や設定を行えるかを説明します。
実際の業務の中で運用しようとした場合、出来上がる図面の体裁など細かく設定しなければならない幾つかのポイントがあります。以下の点に絞り、その考え方を説明します。 図面枠の設定: 自社図面枠の作成、登録方法 自社規格の設定: 寸法線の矢印形状やサイズなど、自社規格への合わせ方などの設定方法の解説 |
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「図面枠の設定」 | ||||
作成した3Dモデルから2D図面として出図を行いたい場合、実際の業務の中では、自社の図面枠や表題欄を使用しなければなりません。 ここでは、2次元図面を考えた上での、どのような設定を行う必要があるかを説明します。 | ||||
初めに、標準の設定状態での機能を確認してみましょう。 | ||||
![]() 1) INVENTORを起動し、JIS.IDWを選択します。 |
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2)表示された"Sheet1"の右ボタンメニューから「シートを編集」を選択します。 | ||||
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上図の様にA4サイズに変更したことで、図面枠上の目盛が消えた事がわかります。 | ||||
3) 図面枠の枠線を消してみます。下図の様に、Sheet1内の"既定値の図面枠"を削除します。 | ||||
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![]() 各、水平方向、垂直方向の目盛の分割数等の指定を行うことができます。 |
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「OK」を押すと、下図の様に同じA4横サイズでも、図面枠の様式を変更することができました。 | ||||
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次に、標準の表題欄の機能を見てみましょう。 | ||||
5) 現在の表題欄には、図面名や図面番号の記述がありません。 | ||||
![]() 左図の様に、"概要"タブの"表題"や"作成者"、"会社"の欄や、"プロジェクト"タブの"部品番号"の項目に、必要な情報を入力することで、その情報が表題欄に反映される事がわかります。 |
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6) さて、表題欄は、自社独自のケースが良くあります。表題欄の修正から、行ってみましょう。 | ||||
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表題欄の元データが表示されますので、自由に貴社規格に合わせて編集してください。 | ||||
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![]() Drawing Resourcesには、新しい表題欄が作成されました。 |
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Sheet1内の表題欄"JIS"を削除し、作成した表題欄"web2CAD表題欄"をダブルクリックすると、実際の図面にも変更点が反映されます。 | ||||
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解説:表題欄を追加する場合は、この様に用意されている表題欄を使用して、それを編集することで新しい表題欄を作成することができます。 | ||||
![]() 「スタイル」-「新規図面枠を定義」コマンドを使用して、各サイズ別に表題欄を作成して使い分ける必要があります。 |
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9) この様な操作方法で、新規の図面枠や表題欄は作成しておくことが可能です。目的通りに完成したら、以下の要領で"テンプレートファイル"として保存しておくと、次回からの作業が楽になります。 | ||||
・プロパティ属性は不要ですので、予め削除しておきます。([ファイル]-[プロパティ]コマンド) | ||||
・テンプレートとしての保存は、例えばですが、INVENTORのプログラムフォルダ内の Templateフォルダ内に、web2CADフォルダを作成し、その下に、図面.IDWとして保存します。 | ||||
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「自社規格の設定」 | ||||
2次元の図面を作成する場合は、図面枠や表題欄と同様に、様々な自社規格を設定することは必須の作業です。ここで言う自社規格とは、"寸法線の文字高さは何mmにするか?""矢印形状をオープン矢印にするか、ドットにするか?"など、様々な製図規格を差しています。 ここでの要点は、図面枠などと同様に、「予め設定したファイルをテンプレートととして保存しておき、次回から、そのテンプレートを使用して作業を行う」ところにあります。 | ||||
以下の手順になります。 | ||||
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2) [スタイル]-[規格]を選択します。 | ||||
![]() "クリックして新しい規格を追加"を選択し、"JIS"を基準とした新しい規格に名前を付けて[OK]を押します。 |
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![]() 「>>」ボタンをクリックすると、ダイアログボックスの下半分に規格の詳細設定ダイアログが表示されます。 |
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各タブを選択すると、目的別の様々な設定が行えます。 線の太さや文字高さ、図記号の詳細設定から、部品表に関する設定まで、必要な設定を合わせてください。 | ||||
3) 設定ができましたら、[ファイル]-[保存]ボタンを選択し、再度テンプレートファイルとして保存しておきます | ||||
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